相続・遺言
相続・遺言 よくあるご相談
- 相続に関して困っています。○○○士って色々な先生の事務所がありますが一体どこへ相談すれば良いのでしょうか?
行政書士の業務はとても範囲が広く書類の作成を基本とします。その中でも相続においての遺産分割協議書の作成は業務として行うことが出来ます。まずは窓口として街の法律家と呼ばれる行政書士にご相談することをお勧めします。
- 相続に関して困っています。初めてで分からないことだらけですし、そもそも相続の場合はどのぐらい費用がかかるのでしょうか?
相続の場合は相続人の数や遺産の量や金額など本当にそれぞれのご家庭で事情が異なりますから、一概においくらと言うのは非常に難しいご質問です。まずは行政書士にご相談をして頂いて、何が必要でどのくらいの費用が必要か、より詳しい状況を把握させて頂いてからになるでしょう。
- 相続で必要になる遺産分割協議書という書類はどこへ行けばもらえますか?また本当に必要ありますか?
この書類はどこかの行政機関に置いてあるわけではなく白紙から作るものです。もちろんご自身で作成される方もいるでしょうが、内容によっては紛争の原因にもなりかねません。また必要性については、仮に不動産や預金等がなくてもその後の紛争防止のために作成された方が良いでしょうね。まずは書類作成の専門家である行政書士にご相談ください。
- 相続の手続きはいつまでに手続きをしなければならないなど期限があるのでしょうか?
相続の手続きは7日以内に提出義務のある死亡届から始まり、市役所の各種届出から相続税の納税まで多岐にわたるうえ非常に種類が多く、その中には期限が定まっている手続きもあります。また、特に期限が定まっていない手続きもありますので、詳しいことはまず勇気をふりしぼり行政書士にご相談をされることが大事だと思います。
- 戸籍謄本や除籍謄本など戸籍が必要と言われても色々種類がありすぎてよく分かりません。一体相続の時にはどれが必要なんでしょうか?
戸籍は戸籍法で定められ、たびたび改製されています。ですから今と昔では書式等が大きく違うわけです。相続の時は、原則として亡くなった方の出生から死亡までの連続した戸籍が必要とされますので、市役所の窓口で相続で必要だと説明すれば対応してくれるでしょう。手続きによって必要な戸籍が違いますので、詳しくは是非ご相談ください。
- 亡くなった父は私の母とは再婚で前妻との間にも子供がいたようです。私は会ったこともなく連絡先も分かりませんがどうすれば良いのでしょうか?
まずは、古い改製原戸籍謄本や除籍謄本を出生から取り寄せ解読することが必要です。相続業務において戸籍謄本を見るのは婚姻や養子縁組など法定相続人が誰で何人いるかの事実を確認するためです。そんな時は、行政書士にご相談頂ければ大丈夫です。
- 亡くなった父には特に相続財産などないうえ借金がありますがどうしたら良いのでしょうか?
相続発生(お父様が亡くなられた日)を知ってから3カ月以内であれば相続放棄の申立を家庭裁判所にすることが出来ます。裁判所で受理されると法定相続人でなかったということになり、借金を相続することを回避出来ます。
- 亡くなった父の自動車がありますがまだ車検もあるのでこのまま乗っていても大丈夫でしょうか?
自動車も立派な財産ですから名義変更が必要だと思います。もちろん遺産ですから法定相続人全員の署名実印とその他の書類が必要になりますので、こんな時こそ行政書士にご相談して頂くと良いでしょう。
- 法定相続人である姉は外国人と結婚し現在アメリカに居住しています。相続の手続きが思うように進みません。どうすれば良いのでしょうか?
お姉さんが帰国される予定がない場合はアメリカでサイン証明書を発行してもらい国際郵便で書類をやり取りして進めるしかありませんが、特に緊急性もなく来年帰国するまで待っていても良いなら帰国された際に公証役場へ出向いて本人であるとの認証を公証人に受ければ、それにより各種手続きを進めることが出来ます。詳しくは行政書士にご相談ください。
- 遠い親戚が亡くなり、私以外に特に身寄りがなく市役所から連絡がありました。法定相続人が誰もいない時はどうすれば良いのでしょうか?
最近は生涯未婚率も上昇し、子供がいない家庭(核家族化)も増えているようです。両親も兄弟姉妹(もしくはその子:甥か姪)も他界されて健在でない場合は、相続財産管理人を家庭裁判所にて選任し特別縁故者が財産を取得できる場合もありますので、詳しくは行政書士にご相談ください。