活動ブログ
2021.12.01
令和3年度 第1回全体研修会
日 程 令和3年11月26日(金)
場 所 長良川スポーツプラザ 大会議室
内 容 ①「家族信託について」
講師 岐阜支部 恩田 ゆきみ 会員
②「ここに気をつけよう!!入管業務に関するワンポイントアドバイス」
講師 岐阜支部 柴田 陽子 支部長
第1部は、「想いをつなぐ家族信託」について、恩田ゆきみ先生をお招きして開催しました。
平均寿命と健康寿命、成年後見制度利用の実態、成年後見のデメリット、民事信託と商事信託の違いを説明頂き、家族信託が始まった経緯、家族信託の目的、親亡き後障がいのある子を守りたいといった具体的なケース毎の対応を紹介頂きました。
特に財産管理における家族信託を代用するデメリットとして
①親族の中で信頼できる人がいないとできない
②家族信託に詳しい人が少なく情報ネットワークが必要
③他の家族が聞いていなかった等の家族間でのトラブル
④オーダーメイドゆえに自由に設定ができる反面で悪用もされうる
といった詳しい説明は業務を行う上での注意点として大変参考になりました。
第2部は、「ここに気をつけよう!!入管業務に関するワンポイントアドバイス」について、柴田陽子支部長をお招きして開催しました。
はじめに最近の傾向、わたしたち行政書士が意識しなければならないこと、就労系の在留資格、身分系の在留資格について説明を頂きました。
同じ案件でも担当者によって対応が違うため、情報収集や横の繋がりを大事にすること、着手金をもらっておき、幅を持った料金設定の必要性等を柴田支部長の経験から語って頂いたことは他の業務にも通じるものがあると思いました。